相変わらず日々You tubeの料理番組で料理を
研究している熊五郎
最近の挑戦はチャーハンである
私達はよくThai expressというタイ料理の店で
お持ち帰りをする
特にバジルチキンフライドライスはかなり美味しい
先週、またしてもアマゾンの謎のボックスが
到着 その中には巨大なwok 中華鍋が入っていた
あの男、また型から入るつもりか
到着を知った熊五郎は早速バジルチキンフライドライスに挑戦しようとしていた
まずは中華鍋の動きをシミュレーション
さてはこの男、これがしたかっただけでは
私の読みは見事に的中するのだが、
「 Tsuki いいですか フライドライスの基本は
超ホットな鍋と冷えたオイル
材料は別々に調理するあるよ」
すっかり熊五郎料理長になっていた
超ホットになった鍋にオイルをタプタプ入れる
絶対にオイル多すぎだと思ったが熊五郎が
張り切って
「では卵いきまーす」
ファイヤー
超ホットの鍋のオイルの中に入れられた卵は
一瞬で出来上がり そして一瞬で卵ではなくなった
やり直し........
オイルの量を少し減らしたが中華鍋は超ホットは譲れないらかったが中華鍋の端からはモクモクと煙が出ていた
「熊五郎よ、、鍋、いくらなんでも加熱しすぎやと思うでチキンも野菜も外側だけ焦げて中は
火が通っとらんでコレ」
自信満々で張り切る熊五郎にダメ出しはしたくはなかったがこのままでは絶対に失敗作間違いなしだった
熊五郎のタイ風フライドライスレシピによると、醤油とオイスターソース、そしてフィッシュソースを入れるらしいが、このフィッシュソースがやばかった
始めて使用するフィッシュソースを熊五郎と共に共に匂ってみたのだが
この世にこんなくっさいもんがあっていいのか
と軽く失神するくらい強烈な匂いだった
入れるのはやめておいた方がいいと私は判断したのだが熊五郎はレシピ通り強行突破
結局あんだけ強烈に匂っていたフィッシュソースも材料と混じると匂いがなくなる 多分醤油の魔法だと思う 醤油に勝る調味料はないだろう
その頃、フライドライスにはジャスミンライスを使うとジャスミンライスを作っていた熊五郎
米1カップに対して水2カップの分量で出来上がったジャスミンライスは想像していたパラパラと違い餅のようなジャスミンライスだった
チャーハン諦めろ
それでもミラクルが起こると信じていた熊五郎は、おもち状態のジャスミンライスを中華鍋に投入
さてどうなったでしょうか?
見事にジャスミンライスが鍋にこぶりついたのである
それでも熊五郎はあのチャーハンがパラパラと
飛ぶように中華鍋を振り回した
「振りが足らんあるか!?」
米が全く踊らない状況にイラつく熊五郎
私は重い口を開いた
「それ以上降っても、米は踊らんで」
せっかく張り切っていた熊五郎には悪かったが
失敗作だった
「次や次!」
と励ましたが熊五郎の落胆は大きかった
なにがあかんかったか復習かな?
と頑張れエールを送ろうとしたが
熊五郎が見ていた画面はアマゾンの中華鍋の
一覧だった
「このWokは米がくっつきすぎる 不良品だと思うよ」
こらぁ ちょっとまたんかーいと購入ボタンを押そうとしている熊五郎の手を払いのけた
なんて男なんだ