地味な女のカナダ生活

カナダのトロント13年目になりました。ギリホリから始まり移民プログラムで移民をし,アラブ系カナダ人と結婚。今は4歳と1歳の子育て中です

カナダで嫌がられる事

4歳になる息子が最近やたらと鼻をすするようになった

鼻をかみなさいとティッシュを渡すと鼻をかむのだが時間が経てばまた鼻をすすっている

この音が私は不快である

 

だが日本にいた頃はこの鼻をすする音は苦手ではなかった

というより私自身も鼻をすすっていた 人前では鼻をすすってひと気がない所で鼻をかんでいた

というのも人前で鼻をかむという事が恥ずかしい事だと思っていたからだ

 

カナダに来て寒い冬の日が続く中、自然と鼻をすする事が多くなった するとその時当時のルームメイトに

「Tsuki ティッシュを持ってないならどうぞ」

ティッシュを差し出された

カバンの中にティッシュは入っていると言うと

「ではなぜ鼻をかまないのか?」

と不思議がられた

私の理由の人前で鼻をかむのが恥ずかしいは彼女には全く理解できなかったのだ

 

彼女に指摘されて初めて周りを見渡すと

くしゃみをした後や鼻水が出るとすぐにティッシュを取り出し鼻をかむ人がほとんどという状況に気がついたのである

確かに流れるものをズルズル溜めておくのは良くない。。

私はその時に今まで持ち続けていた恥を捨てたのだった

ハックショーン

きたぞ 初公衆の面前で鼻をかむ時が、、、

私は用意していたティッシュを手に取り、周りをチラッとみて注目されていない事を確認し

ちーん

と軽く鼻をかんだ

出来た 

私は初の公衆の面前で鼻かみデビューを果たしたのだ

 

しかしこの直後、鼻をかんだティッシュの行方をどうしようかと悩む羽目になってしまう

(ちなみに多くのカナディアンは普通にポケットに入れている)

それから数年たった今では

ちーんどころがブヒィーとダイナミックかつ大胆に鼻をかんでいる

そして多くのカナディアン同様、ズルズルと鼻をすする人を見ると気になってしまう

そしてティッシュを差し出したくなる衝動に駆られるのだ

 

熊五郎と付き合い始めた時、私は仕事で行き詰まり熊五郎を前に泣いてしまった

感情が溢れ出し止まらない涙と鼻水

こういうシーンでは日本はハンカチをそっと渡し、渡された方はハンカチで目を抑えるってな所だろう

ハンカチの習慣がないカナダでは熊五郎

テーブルにあった紙ナプキンをそっと渡してくれた

私はそれで目を拭ったのだが、更に紙ナプキンを渡してくる熊五郎。。

熊五郎さんよ もう涙でとらん

そこで気づいたのだ

これで鼻かめってか

私はさっきから渡し続ける熊五郎に感謝をし

薄っぺらい吸収力ゼロの紙ナプキンで鼻をかんだ 

でろーん ビヨーン

目の前の状態に涙も悲しみも悩みもぶっ飛んだのである

 

そんな事を思い出している間も息子は鼻を

すすっている 私がティシュを渡して注意しようとする前に熊五郎

「鼻水はかみなさい」

トイレットペーパーを渡していたのである

 

カナダでは鼻をすするぐらいならどんな紙にでも出してしまえなのかも知れない

だがこれだけは確かである

鼻をすすり続けると明らかに嫌な顔をされます