地味な女のカナダ生活

カナダのトロント13年目になりました。自力で移民してアラブ系カナダ人と結婚。今は5歳と2歳の子育て中です

ストレンジャー コール 911

「歯を磨かないと虫歯になって歯を失うから

歯を磨こう」

 

「手を洗わないとバイキンたくさんで汚いから

手を洗おう」

 

「キャンディはヘルシーじゃないから食べない」

 

最近息子はこんな風に私や熊五郎、妹に指導する事が多い

その姿は先生のようで見ていて微笑ましいのだが、昨日幼稚園に迎えに行って帰ってきた熊五郎

「参ったよ〜 〇〇が道の真ん中でニカブを被った女性を指差して ストレンジャーコール911って叫んだんだよ」

ニカブとはイスラム教徒の女性が被っているもので髪だけ隠しているヘジャブとはまた違い、ニカブは全身真っ黒で目の所だけ開いている状態である (手も黒い手袋をしている)

 

数日前に消防士が息子の幼稚園にきて、安全について説明があったみたいで、不審な人物を見たらストレンジャー コール911 (日本でいう110)

と言うように教えられた息子。。。。

 

息子にとってヘジャブは見慣れているものだったが、どうやらニカブは違ったらしい

そういえば息子が3歳になった時も、ニカブの女性に向かい

「あなたは忍者ですか?」

と大変失礼な事を言ってくれた 平謝りする私にその女性は笑いながら忍者だったらカッコいいわね でも違うわよって言ってくれたが

不審者扱いされた今回のニカブの女性はどうだったのかと熊五郎に聞くと

「結構距離があったから聞こえていなかったみたいなんだ

でも周りの視線が僕に突きささったんだ。」

 

私は息子に

「もし見知らぬ人がアプローチしてきて、それが怖かったり、変だったら 大声で叫びなさい

でも世の中には色々な人がいるから見かけだけで判断するのは間違っている事もあるんやで」

と言って迎えた次の日

その日の朝は風が吹き寒かった

そんな中、幼稚園児を送りにきた親の中で1人ニットを被っている父親がいた

またそのニットがニカブのように目しか開いてなかったのである

私にはその人物が誰か分かった 息子のクラスメートの父親である

そして私達を知っているこの父親は

「おはよう!」

と息子に向かい挨拶。。。

覆面男にアプローチをされたと思った息子は

ストレンジャー コール911!!!」

と彼に向け指をさし叫んだ

私は超あせり

「クラスメートのお父さんやで!!! 本当にすいません」

と謝った。。 そのお父さんは笑ってはいたが

多分2度とあのニット帽を着用する事はないであろう。。

爽やかに挨拶をしたのに朝一から不審者に思われた僕は一体。。状態である

 

人を見かけで判断しないようにとは言いたいが

4歳の子にはなかなか難しい。。。。

悩む所である