カナダに来てから夏が来るたびに作るものが
ある
麦茶と羊羹である
麦茶を飲むたびに思い出す日本での日々
トロントにも夏らしきものが来たので早速作った麦茶
昨晩熊五郎が麦茶を見て
「これは身体にいいんだよね 僕も飲もうかな」
毎年作るが我が家では人気薄の麦茶
何回目かになる本気ダイエット宣言で火がついている熊五郎は好物のカルピスを少しばかり封印して麦茶を飲み始めるといいだしたのである
麦茶の香りを嗅いでまんざらでもない表情を浮かべた熊五郎だったが、、、、飲んだ瞬間
無
になっていた
「砂糖入れたりはしないよな?」
ゥオーーーイ
麦茶に砂糖ってお前さん正気か
と私はちゃぶ台をひっくり返す勢いだった
結局熊五郎はカルピス同様、慣れたらはまると
思い込みしばらく飲む事にしたようである
そして今朝、あんこが冷蔵庫にあるのを思い出し朝一から羊羹作りを始めた
私がカナダで羊羹を作っていると言うと多くの人々は
「すごーーーい!!」
と私がまるで出来る主婦のように褒めてくれるのだが、、、、
私のレシピは
①500ml の水を沸騰
②寒天の粉(4g)を溶かす(2分ほど)
③砂糖入りあんこ500g と塩少々を入れる
④冷やす
以上
調子に乗ってレシピという言葉を使ってしまったがために、水を少なくしたら濃い羊羹作れるよと何の裏ワザでもない事をちょっと大げさに言ってしまう私である
ちなみに手作り羊羹は我が家では全く人気がない
結局お一人様羊羹になってしまう
夏の日に〜
一人羊羹
エンドレス
(今日の心の俳句)
熊五郎はあんこが苦手だったが日本で焼きたての大判焼きを食べて以来食べるようになった
だから初めはあんこを使ってスイーツを作る妻にかなり期待し、何が出来るのか楽しみにしていたのだが、
それが海藻(寒天)を使っている事を知り
「これは、、No Thank you 」
海藻でスイーツが熊五郎には考えられなかったようである
今日は息子を幼稚園から迎えに行った後、冷えた麦茶と羊羹が待っている
こんな事にテンションが高くなる私である