地味な女のカナダ生活

カナダのトロント13年目になりました。ギリホリから始まり移民プログラムで移民をし,アラブ系カナダ人と結婚。今は4歳と1歳の子育て中です

タピオカ

今やトロントにあちこちにあるタピオカがあるドリンク屋

注文すると必ず

「タピオカを入れますか?」

と聞かれる

 

私は基本タピオカを入れない派だ

どのドリンクも基本、全力で吸い上げるためタピオカがそのまま味わう事なく通過してしまう

たとえ通過しなかったタピオカがあったとしても噛む行為が非常にめんどくさいと思ってしまう

 

そしてもう一つの理由はあの女にある

あの女とは、私がカナダに初めて来た時に一緒につるんでいたスイス出身のシェアメイトCだ

 

それこそ10数年前はタピオカを扱っている店は少なくアジア系の店にひっそりと置かれていた

 

ある日、Cといつものようにブラブラとトロントの街を歩いていた

 

歩き疲れた私たちは座れる場所を探したのだが周りにはなく、しばらく歩いた所でお世辞でも

綺麗とは言えない、すたびれたアジア系の店を発見した

 

そこには当時は珍しいBubble tea が置いてあった

タピオカを知っていた私は久しぶりに飲んでみたくなり、あまり乗り気ではないCを引っ張って店に入った

 

私は普通にタピオカが入ったドリンクを注文しようとした所でCに思いっきり腕を掴まれ外に出されたのである

 

「Tsuki !!!!! この店はヤバイわよ」

 

そしてCは超真剣な顔でこう続けた

 

「レベット レベット

レベット」

 

ヤバイのはどう考えてもお前だろ

 

「何?? レペットって何よ?」

 

「カエル カエルよ この店、、、、、ゲテモノ扱い店よ」

 

この時初めてカエルの鳴き声はグワッグワッではなくレペッ (ト) レペッ(ト) と言うのを知ったのだが、そんな事どうでもよかった

 

「カエル? はぁ?」

 

あなた もう少しでカエルの卵食べる所だったのよ!!!」

 

タピオカ

イコール

カエルの卵??

 

うーーけーーるーーー

 

「確かに似ているけどそんな訳ないやん」

とまじでウケる私に

 

「じゃあ Tsukiはタピオカが何からできてるんか知ってるの?」

 

当時は今の時代のように簡単に調べる事は出来なかった 

特に私の場合、インターネットは図書館にあるパソコンのみだった

 

回答に詰まる私に

 

「ほらっ知らんやん Tsukiは今までカエルの卵を食べてたのよ   おぞましい。。」

 

カエルの卵と甘い飲み物がマッチしんわぃ

と言いながらも、カエルの卵を真剣に連発するCを前に、この怪しげな店はもしかしたらカエルの卵使ってるかも知れんと思ってしまったのである

 

その日以来

タピオカがどうしてもカエルの卵に見えてしまうのだ

卵からおたまじゃくしになりカエルと成長する姿までも想像してしまう重症状態に陥っている

 

あの女は今でもタピオカをカエルの卵と本気で思っているのだろうか?

それとも、そんな事言ってたバカがどっかにいたなと何食わぬ顔でオシャレにタピオカを飲んでいるのだろうか?

 

私も流行にのりたいんや。。。

私のタピオカ、、カエルーーー