地味な女のカナダ生活

カナダのトロント13年目になりました。ギリホリから始まり移民プログラムで移民をし,アラブ系カナダ人と結婚。今は4歳と1歳の子育て中です

イチャつくカップル

子供は旅行前などに熱が出がちだが大人は帰宅後に体調崩しがちだと思う

私も連日続いた外出に疲れ果て翌日、微熱

 

グッタリしている私の横で前日の疲れなんか全く感じさせない子供達はピョンピョンしていた

 

連日の外出の最終日、地下鉄の乗り換えのエレベーターに向かっている時、一組のカップルが目が入った

ちょっくら80年代風のそのカップル、いやアベックは完全に自分達の世界だった

 

カナダに住むようになってからカップルが人前でイチャイチャするのに何も思わなくなった

だがあのアベックはかなり印象に残った

 

ぴったりと抱きしめ合い、見つめ合うアベック

その仕草一つ一つがまるで舞台で演じている感じだった

 

「多分、別れを惜しんどるやな」

 

ぐらいしか思わず、自分達の世界に浸るアベックの横を通り過ぎた

だがエレベーターに乗り、乗り換え場所に移動した先でさっきのアベックがまたいたのである

 

別れちゃうかったんかい!

 

さっきより更に舞台感が増しており、そのまま2人でチャチャでも踊ってしまうかの勢いだった

周りには仕事帰りの疲れ果てた人々や私と同じで子供達をどこかに連れて行ってクタクタになっている大人達

そんな人々の中で情熱に愛を語り合うアベック

 

まさかこんな所でフラッシュモブとか?

結局電車が来ても別れる事も踊りが始まる事もなく、一緒に乗車していった

 

そして駅に着いた私達はまたエレベーターに向かったのだが、、改札近くに着いてエレベーターが開いた時

まさかのあのアベックがまた目の前でイチャイチャしていたのである

 

って言うか

このアベック、、

移動めっちゃ速いやろ

 

あんなに情熱にまったりと語り合っていたのに

階段一段抜かしして上がってきたのか。。

 

 

その時だった

私がアベックを避けようとした所

アベックはお互いにパッと離れたのである

 

真ん中通れってか。。。

私達は彦星と織姫の真ん中を流れる天の川ごとく2人の間を流れていった

 

なんか。。。すいまへん

 

その後チラッと後ろを見たら2人は、瞬間の別離からの再会を喜ぶようにまたぴったり。。。

 

なんなんでしょうか、、このミュージカル感

 

ならばと私も負けずに最後の力を振り絞って

無事に駅に着いた喜びのステップを披露

 

 

誰一人として目を留めてくれなかった。。