地味な女のカナダ生活

カナダのトロント13年目になりました。自力で移民してアラブ系カナダ人と結婚。今は5歳と2歳の子育て中です

娘のいちご状血管腫(治療開始から約2年)

10月で娘の顔にあるいちご状血管腫の治療開始から丸2年になる

表面はジェリービーンズのように膨れ上がり、皮膚の下でも血管腫はどんどんと大きくなり

(混合型)それは鼻を塞ぎ視界も塞ごうとしていた2年前。。。

 

 

カナダにしては異例の即治療を受ける事が出来たのは、専門医からの連絡をもう待てずSick kids hospitalのERに駆け込んだからだと今でも思う

 

Nadadolという血管腫を小さくしていく薬を1日2回、欠かすことなく飲んできた娘

通常いちご状血管腫は1年経てば退縮期になり自然とゆっくりと7.8年かけて消えていく

 

なので1年で投薬を辞めるケースもあるが、娘の場合は鼻と目に近いこと突然辞めるとリバウンドがあるかもしれないと、治療開始から1年半後から月ごとにゆっくりと減薬していっている

 

 

今日、息子を送り出しそのままダウンタウンにあるToronto Sick kids hospital へ

いつものように、身長や体重、脈拍、血圧を測り写真を撮り、まずは研修医に見せる

 

 

毎回違う研修医だが、今までの経過の写真を見ると全員が驚くほど治療の効果は出ている

今では膨らみがなくなり、赤みもだいぶん薄くなり、所々色が無くなって肌の色になっている

 

 

もう初対面の人にどうしたのか?と聞かれる事もかなり少なくなったし、娘の血管腫を知っている知り合い達にも目立たないと言われるようになった

 

 

研修医の診察が終わるとドクター登場

 

「まだ赤みはあるけどこのまま減薬していきましょう そして12月で投薬治療は終わりね

次の予約は4カ月後、みんなで投薬卒業パーティーをしましょうねー」

 

ということで12月で投薬治療終了!!

 

そして12月分までの薬を待っている間(1時間かかる)

いつものように病院内を歩き、近くのソファで娘と休憩していた

 

色々な感情が溢れて涙が出てきた

 

そんな時、入り口から場違いの集団登場

ガタイのよい体に革ジャン、ヒゲを生やし、刺青がバッチリ入っているバイク野郎達だった

ハーレーに乗りデケデケデケと大音響で道路を走っているグループだ

 

こんな所に何用。。。

 

特に移動する事もなくしばらくただ立っていた

すっごい威圧感を感じた

 

えっっ!?なんか向かってきとるがな

 

なんとその内の1人が明らかに私と娘の所へ

 

「ハロー これあげる」

 

めっちゃ優しい笑顔で娘にブレスレットをくれた

娘は最近ブレスレットが大好きで突然のギフトに

「チェンキュ(サンキュー)」

と大喜び  

他のバイカー達も優しい笑顔だった

 

 

このグループ、なんとSick kids hospital に寄付をしにきたのだった

スタッフの女の人が大きなパネルを持って登場

 

「ありがとうございます。寄付金の額は?」

 

「ファイブ ハンドレッド K 」

 

500K..... 500K 

500.000ドル!?!?

(1カナダドル81.63円)

40813797円

4千万!?!?

 

バイクに思いっきりお金かけてそうなのに

こんな大金を子供病院に寄付

 

オヤジ達!!あんたらスッゲェよ

 

私は治療がもうすぐ終わる嬉しさと、オヤジ達の善意に暖かい気持ちで病院を後にした