地味な女のカナダ生活

カナダのトロント13年目になりました。自力で移民してアラブ系カナダ人と結婚。今は5歳と2歳の子育て中です

室内で傘を開いたらあかん

ザーザーザー

朝からトロントは、どしゃ降りだった

 

こんな日は家に引きこもりドラマでもみるか

 

とはいかないのが現実

 

「今日は雨やからちょっと早く行くで」

と相変わらずマイペースの子供達を急かした

 

「僕、まだコミック書き終えてないよ」

 

マミィ プープー(大の方)」

 

急いでいる時に必ず訪れる今はやめてケロ状態にも素早く対応したか、自分の身だしなみなど構っていられず

いつもの魚屋スタイル、スウェットと長靴を履き、魚屋のおじさんのように威勢の良い声を出し家を出た

 

コンドの出口辺りで娘をストローラーに乗せて、レインコートをかけ、傘を開きいざ出発

これから幼稚園までの行き道が過酷になる事も知らず。。。。

 

横を見たら息子がなぜか

ショーシャンクの空に

状態で両手を広げて空を仰いでいた

 

「ちょっとちょっと 何しとるん? 傘傘!」

「雨を見ているんだ」

いきなりポエマーのようになる息子

息子の傘を急いで正したら

勢いのあまり傘チョップ

 

••••••••地味に痛いやんけ。。。

 

私は傘をさしながらストローラーを片手運転

 

バシャーン

 バシャーン

 

目の前はスプラッシュマウンテン状態

雨にめっきり弱いトロントの道路

至る所で大きな水たまりが出来ていた

そこに車が走っては大きな水しぶきが道まで飛んでくる

 

日本なら

「ちゃんと見て走れよ。速度落とせ」

と車を批判しがちだが、トロントでは

「夏中、道路を整備してたんは、なんやってん」

になる

暖かくなるとトロント市内では至る所で道路整備が行われる

私の住んでいる地区も結構な日にちをかけて

道路整備をしていたはずだが、

どう考えても去年より陥没していた。。。

 

広くない道では濡れまいとタイミングをみて道を歩く園児や小学生と親たちの列が出来ていた

なんとか濡れずに済んだのだが

「重い。。前に進まん」

ストローラーにつかまっていた息子だが、

思いっきり下に引っ張っていた

 

「傘が邪魔や。。もう えーわ」

私はとうとう自分の傘をたたんだ

すると前から歩いてくるパラソルみたいな巨大な傘を持った人が近づいてきた

 

これカナダ人あるあるなのだが大抵のカナダ人はちょっとした雨なら傘をささない

中にはもちろん傘をさすカナダ人もいるのだが

その中にはパラソル並みの巨大な傘をさす人達をよく見る

 

この巨大パラソルを持ったカナダ人

前が見えなかったのか方向確認しようと傘をあげた時に私達とすれ違った

 

なんの罰ゲームやねん

 

車の水しぶきを上手く避けてきたのに幼稚園まであと僅かな所でパラソルに溜まった雨水を傘をさしていない私は思いっきり浴びる事になったのである

 

「今日は荒波やったな」

 

と誰にもツッコミが入らないどしゃ降りの雨の中つぶやく漁師だった

 

ちなみにここでは室内で傘を開いたらBad luckと言われている。。