地味な女のカナダ生活

カナダのトロント13年目になりました。自力で移民してアラブ系カナダ人と結婚。今は5歳と2歳の子育て中です

無言のUberと関西のおばちゃん

トロントではかなりクセのある運転手達と出会ってきた

 

今回Uberに乗る前は

今日はどんなUberの運転手やろか

と若干ワクワクしていた

 

「ハロー 〇〇ですか?」

「はい」

「行き先地は〇〇だね」

「はい」

 

さぁこい

 

若者ではなく、中年の親父だったのでそれなりに期待した

が、、、、、、、

 

親父、無言を貫く

 

いいんやで 私だって疲れとる

そっとしてほしい時もある

 

 

車体は頑丈でスーーと走り抜け、車内は音楽は無し

全く物音がない空間で親父と2人

間がもたんわ。。。

 

「混んでないですね」

とか言ってみようかな

(平日の真夜中、あたりまえ)

 

無難な天気の話でもしようかな

(天気の話は続かず余計に疲れる)

 

 

こういう時、車内で携帯を見れる人が羨ましい

外の風景を見ようにも道路はスッカスカ

止まる事のない風景を見ているだけても吐き気が催してくる

 

ゲップがしたい

 

咳払いと同時にゲップしようか

 

ぐわっ

 

ごまかしゲップがとんでもない音になった

「エクスキューズ ミー」

 

絶対笑いこらえとるで

 

親父、無言を貫く

 

ハイウェイに入り、ますますスムーズになってしまい車内のシーン空間に居心地が悪くなってきた

 

あの出口で間違えるはず

ハイウェイ出口辺りの分岐点がややこしく、

かなりの確率で間違われてきた

 

間違えろ 間違えろ 間違えろ

 

そんな念力を送っても親父は間違える事なく

正しい出口へ

 

チッ 

 

でもまだ最後の砦がある

それはコンドの入り口が横のアパートの入り口と並んでいるのでどちらかはっきりしないナビが多く大抵のドライバーはどっちかかを尋ねてくる

 

さぁこい

 

親父、無言を貫く

 

そして正しい道へ

私のコンドの目の前までバッチリだった

 

私はこの無駄に緊張した時間のせいで

「よっこら小吉」

この掛け声なしでは立ち上がれない程に体がカチカチになっていた

 

そんなよっこら小吉にも

「Good night」

とだけ言い、親父は去っていった

 

超理想な乗車体験ではないだろうか?

だが、関西おばちゃん街道まっしぐらの私は

どうやら無言空間に耐えれなくなったしまったみたいである