地味な女のカナダ生活

カナダのトロント13年目になりました。自力で移民してアラブ系カナダ人と結婚。今は5歳と2歳の子育て中です

マナーが悪いのは誰だ

トロントに住んでびっくりした事の一つに犬が普通に電車やバスに飼い主と共に乗っている事だ

 

大抵の飼い犬はトレーニングがしっかりとされており電車やバスの中で乗客にも反応せず飼い主の足元で行儀良く座っている

カバンを空席において席を開けようとしない人

音楽の音漏れが半端ない人

普通にランチを食べる人

席に足を上げている人

たまに犬の方がよっぽどマナーを守っていると

思うことすらある

 

比較的トロントニアンは犬好きな人が多い

私も実家で犬を飼っていた事もあり犬好きだ

だから犬に対して怖いという感情はほとんど無いのだが

たまに歩いているロバなみにどでかい犬を見るとビビる時がある

 

私が住んでいるコンドにも犬を飼っている人が結構いる

私1人だとそのまま乗るのだが、子供達がいる時はしつけがしっかりとされているのは分かっていても、一応私が犬の方に立つようにしている

 

そして子供達には犬がどんなに可愛くても飼い主が良しと言わないなら絶対に近寄らない事

犬にも感情がありいきなり知らない人に近寄られたらビックリしてしまうからと言い聞かせている

 

先日エレベーターが開いた時、犬の種類は分からないがブルドックの超巨大版の犬が飼い主と乗っていた

そしてその他にも1人の男性ともう1人の男性は子供を抱っこしていた

私は子供達をこの超巨大級のブルドックから遠ざけるようにしてエレベーターに乗ったのだが

 

その時、子供を抱っこしていた父親が

「ここで降りる」

と言い、超巨大ブルドックを避けるようにさっさと降りていった

 

その時、超巨大ブルドックはびくともせず飼い主の足元に座っていた

 

「彼が降りた理由は犬だよ」

 

と、もう1人の男性が飼い主に向かって首を振って言った

飼い主は

「この子にはしつけをしっかりとしています。

この子は怖い顔をしてますが優しい子なんです

でも彼が避けたのは分かります」

と彼に向かって言ったのだが

 

話はこれで終わらなかった

 

この男性不満たらたらの顔で

「そんな大きな犬をエレベーターに。。」

まるでエレベーターを降りるのはあの父親ではなくてあなた達だろ

と言わんばかりの顔だった

 

そして私に困った顔を見せて同意を求めてきたのである

 

いやいやいやいや

 

父親がエレベーターを降りたのは理解できる

だからといってこの超巨大ブルドックの飼い主を責めるなんて微塵も思わなかった

 

「なんであの男性が降りないとダメなんだ」

 

おっさん

さっきからぶつぶつほざいてますけど

超巨大ブルドックあんたと違ってめっさ大人しいやんけ

超巨大ブルちゃんもエレベーターに乗る権利あるんじゃい

 

私は息子に

「このワンチャン 良い子だね」

とニコリとした

 

そしてエレベーターが開いた途端

1番奥にいたこの男性が我先にとエレベーターを降りたのだ

超巨大ブルちゃんは私達が降りるまで全く動かず飼い主の元でちゃんと座って待っていたのだった

 

たまにこういう人に出くわすと

スリッパでパコーンと一発いきたくなる私である